荒川シーバスのポイント5選|初心者向けに入りやすい場所と狙い方を解説

更新日: 投稿日: 東京湾ポイント解説
荒川シーバスのポイント5選

こんばんは、井上です。

荒川でシーバスを始めたいけれど、「どのポイントに入ればいいのかわからない」「川幅が広すぎて、どこへ投げればいいのかわからない」と感じている方も多いのではないでしょうか。

荒川は、東京湾奥を代表する大きな都市型河川です。

橋脚、護岸沿い、流れのヨレ、潮目、ベイトが集まりやすい場所など、シーバスを狙ううえで重要な変化が多くあります。

一方で、荒川は川幅が広く、流れも複雑です。

ただ遠くへルアーを投げ続けるだけでは、シーバスのいる場所を絞り込めないこともあります。

この記事では、初心者でも比較的入りやすく、狙いどころを見つけやすい荒川のシーバスポイントを5か所紹介します。

あわせて、初心者がポイントを選ぶ基準、狙いやすいタイミング、釣れないときに見直したいこと、安全面での注意点もわかりやすく解説します。

「荒川でシーバスを始めたい」「荒川のシーバスポイントを知りたい」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

荒川でシーバスを狙う前に知っておきたいこと

荒川橋脚

荒川は川幅が広く、岸から狙える範囲も広い河川です。

一見すると、どこへ投げても同じように見えるかもしれません。

しかし、実際には橋脚、護岸沿い、流れの速い場所と遅い場所の境目、岸際の地形変化など、シーバスが付きやすい場所があります。

荒川でシーバスを探すときは、広い川全体を狙おうとするのではなく、まず水面に現れている変化を探すことが大切です。

流れの向きが変わっている場所、波の立ち方が違う場所、小魚が跳ねている場所などを確認してみましょう。

また、荒川下流では東京湾の潮の影響を受けるため、同じポイントでも潮位や時間帯によって流れ方が変わります。

ポイントだけでなく、潮が動くタイミングを選ぶことも釣果につなげるための重要な要素です。

この記事では、荒川の中でも橋や河川敷からポイントを把握しやすい場所を中心に紹介します。

初めから多くの場所を回るのではなく、まずは通いやすいポイントを1〜2か所選び、潮位や流れの変化を覚えていくのがおすすめです。

用語解説

潮汐(ちょうせき)
月や太陽の引力などによって、海や川の水位が周期的に上下する現象です。東京湾につながる荒川下流では、潮汐によって水位や流れが変化します。

ベイト
シーバスがエサにしている小魚や甲殻類などの総称です。荒川では、ハク、イナッコ、コノシロ、バチなどが代表的なベイトになります。

初心者が荒川のシーバスポイントを選ぶ基準

荒川でシーバスを始める初心者は、釣果情報だけでポイントを選ぶのではなく、「足場」「狙いどころ」「通いやすさ」「混雑」の4点を確認しておきましょう。

足場が安定しているか

初心者のうちは、できるだけ足場が安定している場所を選ぶことが大切です。

荒川には河川敷や護岸が整備されている場所がある一方で、水際が泥になっている場所、濡れた石や急な斜面がある場所もあります。

特に夜は、水際との境目や足元の段差が見えにくくなります。

最初は明るい時間に下見を行い、立ち位置だけでなく、魚を掛けたあとに取り込める場所も確認しておきましょう。

狙いどころがわかりやすいか

荒川のように川幅が広い河川では、何もない場所へ投げ続けると、どこを狙っているのかわからなくなりやすいです。

初心者は、橋脚、護岸沿い、流れのヨレ、潮目など、目で見て変化を判断しやすいポイントから始めるのがおすすめです。

橋の周辺では流れが橋脚に当たることで、速い流れと緩い流れが隣り合うことがあります。

こうした変化をひとつずつ狙うことで、広い荒川でも釣りを組み立てやすくなります。

通いやすい場所か

シーバス釣りは、初めて訪れた日に必ず釣れるものではありません。

同じ場所へ何度か通うことで、潮位による水深の変化、流れが出る時間、ベイトが入りやすいタイミングなどが少しずつ見えてきます。

自宅から遠い有名ポイントへ一度だけ行くよりも、無理なく通える場所を繰り返し確認したほうが、荒川の特徴を覚えやすくなります。

駅からの距離や釣行できる時間も考えながら、自分にとって通いやすい場所を選びましょう。

混雑しすぎていないか

荒川の橋周辺は、タイミングによって釣り人が集中することがあります。

先行者がいる場所へ無理に入ると、キャストコースが重なったり、魚を掛けたときにラインが交差したりする可能性があります。

有名な橋の真下だけにこだわらず、少し離れた護岸沿いや流れの変化を探してみるのもひとつの方法です。

落ち着いて釣りができる場所のほうが、初心者はルアーを通すコースや流れを確認しやすくなります。

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荒川シーバスのおすすめポイント5選

荒川シーバスのおすすめポイント5選

ここからは、荒川でシーバスを狙うときに候補となるポイントを5か所紹介します。

今回紹介するのは、次の5つです。

ポイント主な特徴初心者向け度
新荒川橋周辺橋脚・流れのヨレ・護岸沿い★★★★☆
堀切橋周辺橋脚・流れ・岸際の変化★★★★★
平井大橋周辺広い河川敷・橋まわり・回遊狙い★★★★☆
葛西橋周辺広い流れ・潮目・遠投の釣り★★★☆☆
清砂大橋周辺河口寄り・潮通し・回遊狙い★★★☆☆

荒川は広いため、すべてのポイントを一度に回る必要はありません。

まずは自分が通いやすい場所を選び、流れやベイトの有無を確認しながら釣行を重ねてみましょう。

荒川シーバスのおすすめポイント① 新荒川橋周辺

新荒川橋周辺

新荒川橋周辺は、橋脚、護岸沿い、流れのヨレなどを意識してシーバスを狙えるポイントです。

川幅が広いため、ただ正面へ遠投するだけではなく、橋脚に当たった流れや岸際の変化を探しながら釣ることが大切です。

このポイントでまず確認したいのは、橋脚の周辺にできる流れの変化です。

流れが橋脚に当たると、その後ろ側や横に流れが緩む部分ができます。

シーバスは強い流れの中を泳ぎ続けるだけでなく、流れの緩い場所でベイトが流れてくるのを待っていることがあります。

橋脚まで届かない場合は、無理に遠投する必要はありません。

手前の護岸沿い、流れの筋、水面の波立ち方が変わっている場所も確認してみましょう。

ルアーは、ミノー、シンキングペンシル、バイブレーションが使いやすいです。

流れに乗せながらゆっくり見せたいときはミノーやシンキングペンシル、広い範囲を探りたいときはバイブレーションが選択肢になります。

初めは表層から中層を探り、反応がなければ少しずつルアーを沈めていくと、レンジを整理しやすくなります。

一方で、橋の近くは風向きや流れによってルアーが想定以上に流されることがあります。

橋脚へラインを巻かれないように、ルアーの位置を把握できる範囲で釣りをしましょう。

新荒川橋周辺は、荒川の流れを見ながら釣る基本を覚えたい初心者に向いているポイントです。

正面への遠投だけにこだわらず、橋脚、流れのヨレ、護岸沿いを順番に探ってみてください。

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荒川シーバスのおすすめポイント② 堀切橋周辺

堀切橋周辺

堀切橋周辺は、橋脚、護岸沿い、流れのヨレなど、荒川シーバスで意識したい変化がそろっているポイントです。

周辺には荒川河川敷の堀切水辺公園があり、河川敷へ向かう位置関係を把握しやすいのも特徴です。
堀切水辺公園は常時開園で、堀切菖蒲園駅から徒歩約15分と案内されています。

このポイントでまず確認したいのは、橋脚へ当たる流れと、その周辺にできるヨレです。

流れが強いときは、ルアーを橋脚の近くへ直接投げるだけでなく、少し上流側へ投げて、流れに乗せながら狙うコースへ入れる方法もあります。

護岸沿いも見逃せません。

ベイトが岸際を移動しているときは、シーバスも沖だけではなく、足元に近い場所まで入ってくることがあります。

最初の数投は岸際から少し距離を取り、護岸と平行に近い角度でルアーを通してみましょう。

ルアーは、ミノー、シンキングペンシル、小型のバイブレーションなどが使いやすいです。

流れが緩いときはミノーやシンキングペンシルをゆっくり通し、流れが強いときや広く探りたいときはバイブレーションを使うと釣りを組み立てやすくなります。

ただし、流れが強い場面で軽いルアーを使うと、どこを泳いでいるのかわかりにくくなることがあります。

ルアーの重さを少し上げる、ロッドを立てる、ラインを出しすぎないなど、ルアーの位置を把握することを意識しましょう。

堀切橋周辺は、橋脚、流れ、護岸沿いという河川シーバスの基本的な狙い方を試しやすいポイントです。

初心者は、最初から遠くの橋脚だけを狙わず、足元から沖へ向かって順番に探ってみてください。

荒川シーバスのおすすめポイント③ 平井大橋周辺

平井大橋周辺

平井大橋周辺は、広い河川敷と橋まわりの変化を使ってシーバスを探せるポイントです。

周辺の平井運動公園や小松川運動公園は、荒川河川敷を利用した広い公園として整備されています。河川敷を利用する歩行者やスポーツ利用者もいるため、キャスト時の周囲確認が特に重要です。

このポイントでまず見たいのは、橋脚まわりの流れ、橋から少し離れた場所にできる潮目、護岸沿いの変化です。

平井大橋周辺は川幅が広いため、橋脚だけを狙おうとすると、届かない場所へ無理に投げ続けることになりやすいです。

橋脚まで届かない場合は、水面に出ている流れの筋や波の変化を探してみましょう。

ベイトが入っているときは、沖で小魚が跳ねたり、水面がざわついたりすることがあります。

ルアーは、バイブレーション、シンキングペンシル、ミノーが使いやすいです。

広い範囲を効率よく探すならバイブレーション、流れに乗せて自然に見せるならシンキングペンシル、岸際や流れの緩い場所を丁寧に通すならミノーが向いています。

反応がない場合は、同じ場所へ投げ続けるのではなく、少しずつ立ち位置を変えてみましょう。

ルアーを通す角度が変わるだけでも、流れの受け方や泳ぐレンジが変わります。

一方で、荒川の河川敷には歩行者、自転車、スポーツをしている人も多くいます。

特に休日の日中は、後方に十分なスペースがあるか確認し、周囲に人がいる場合は無理にキャストしないようにしましょう。

平井大橋周辺は、橋脚だけでなく、広い河川の中から流れやベイトの変化を探す練習をしたい初心者に向いています。

遠投力だけに頼らず、水面を観察して狙う場所を絞ってみてください。

ちなみに、平井大橋と葛西橋は、荒川沿いを移動しながら両方を狙える位置関係にあります。

電車釣行でランガンする場合は、まず平井大橋周辺の橋脚や流れの変化を探り、反応がなければ荒川沿いを移動して葛西橋周辺を狙うプランも選択肢になります。

一つの橋で粘り続けるだけでなく、潮の動きやベイトの有無を確認しながら移動することで、その日にシーバスが入っているエリアを探しやすくなります。

ただし、移動には時間がかかるため、釣行時間や体力に余裕を持ち、夜間は安全な移動経路を事前に確認しておきましょう。

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荒川シーバスのおすすめポイント④ 葛西橋周辺

葛西橋周辺

葛西橋周辺は荒川下流に位置し、広い流れや潮目を探りながらシーバスを狙うポイントです。

葛西橋から清砂大橋の間には、荒川・砂町水辺公園が整備されています。広い河川敷から荒川を確認しやすい一方、イベント開催時には周辺の立ち入りや交通が規制される場合があります。

このポイントで意識したいのは、岸際だけでなく沖にできる流れの筋です。

潮が動くと、水面に細長い筋やゴミが並んで流れる場所が見えることがあります。

そのような場所にはベイトが集まりやすく、シーバスが回遊してくる可能性があります。

ただし、沖に変化が見えるからといって、最初から最大限の遠投をする必要はありません。

まずは護岸沿い、近距離、中距離、遠距離の順番で探ると、手前にいる魚を不用意に散らしにくくなります。

ルアーは、バイブレーション、ブレード系ルアー、シンキングペンシルが使いやすいです。

風が弱く、表層付近にベイトがいるときはミノーやシンキングペンシル、風や流れが強いときは重量のあるバイブレーションやブレード系ルアーが扱いやすくなります。

広い場所では投げ続けるだけになりやすいため、一定回数投げても反応がなければ、立ち位置やレンジを変えましょう。

表層、中層、底付近と探る深さを分けることで、その日の反応が出るレンジを確認しやすくなります。

一方で、葛西橋周辺は風の影響を受けることがあります。

横風が強い日はラインが大きく膨らみ、ルアーの位置や着底がわかりにくくなります。

操作しにくいほど風が強い場合は、無理に釣りを続けないことも大切です。

葛西橋周辺は、オープンエリアで流れや潮目を探し、回遊するシーバスを狙う釣りを覚えたい方に向いています。

荒川シーバスのおすすめポイント⑤ 清砂大橋周辺

清砂大橋周辺

清砂大橋周辺は荒川の河口に近く、東京湾の潮の動きを意識してシーバスを狙いたいポイントです。

清砂大橋の周辺には荒川・砂町水辺公園があり、南砂町駅から清砂大橋まで徒歩約20分と案内されています。清砂大橋より下流側は荒川の河口部へ続くエリアです。

このポイントでまず確認したいのは、潮目、沖の流れ、岸際を移動しているベイトです。

河口に近い場所では、潮位や風向きによって水面の状態が変わりやすくなります。

到着してすぐに投げ始めるのではなく、数分間水面を観察し、流れの向きやベイトの有無を確認してみましょう。

ルアーは、シンキングペンシル、ミノー、バイブレーション、ブレード系ルアーなどが使いやすいです。

ベイトが表層に見えるときはミノーやシンキングペンシル、広い範囲や中層から底付近を探りたいときはバイブレーションやブレード系ルアーが選択肢になります。

清砂大橋周辺のような広いポイントでは、回遊してくるシーバスを待つ釣りになることもあります。

ただし、同じコースへ同じルアーを投げ続けるのではなく、投げる方向、巻く速さ、レンジを少しずつ変えることが大切です。

岸際にベイトが寄っている場合は、沖への遠投よりも護岸沿いを通したほうが反応を得られることもあります。

足元まで丁寧にルアーを引き、最後まで水中の変化を確認しましょう。

一方で、河口寄りの場所は風が強くなりやすく、水際が濡れていたり、ぬかるんでいたりする場合があります。

夜間や雨のあとは無理に水際へ近づかず、安全な立ち位置から釣りをしましょう。

清砂大橋周辺は、潮目やベイトを観察しながら、回遊するシーバスを広く探りたい方に向いているポイントです。

用語解説

オープンエリア
橋脚や消波ブロックなどの目立った障害物が少なく、広く開けた釣り場です。潮目やベイトの位置を探しながら広範囲を狙います。

回遊
シーバスがベイト、水温、潮の流れなどに合わせて移動することです。回遊が中心の場所では、魚が入ってくるタイミングを待つ釣りになることがあります。

荒川シーバスで狙いやすいタイミング

荒川でシーバスを狙うなら、ポイントだけでなく、潮位や流れが変化するタイミングも重要です。

同じ場所でも、流れが止まっている時間と、潮が動いて流れが出ている時間では、水面の様子が大きく変わります。

初心者は、まず「満潮からの下げ始め」「潮と川の流れが重なるタイミング」「ベイトが見えるタイミング」を意識してみましょう。

満潮からの下げ始め

荒川で最初に狙いやすいのは、満潮から下げ潮へ変わり、流れが出始めるタイミングです。

下げ潮によって水が下流方向へ動き始めると、ベイトも流れの影響を受けやすくなります。

橋脚や護岸沿い、流れのヨレでは、シーバスが流れてくるベイトを待っていることがあります。

ただし、満潮時刻になった瞬間に流れが変わるとは限りません。

場所によって潮の動きが現れるまで時間差があるため、水面のゴミやラインの流され方を見ながら、実際に流れが出始めたか確認しましょう。

潮と川の流れが重なるタイミング

荒川では、潮の動きだけでなく、川本来の流れも釣りに影響します。

雨のあとや上流からの水量が多い日は、普段より流れが強くなることがあります。

適度に流れが出ている状況では、橋脚やヨレなどの変化がはっきりし、狙うコースを決めやすくなります。

一方で、ルアーを操作できないほど流れが強い場合や、水位が大きく上がっている場合は危険です。

釣果を優先せず、安全な状況で釣りをしましょう。

ベイトが見えるタイミング

水面に小魚の波紋が出ていたり、岸際で小魚が跳ねていたりする場所は、優先して確認したいポイントです。

春はバチや小型のベイト、初夏から夏はハクやイナッコ、秋は成長したイナッコやコノシロなど、季節によってシーバスが意識するベイトは変わります。

ベイトが小さいときは小型ルアー、ある程度大きいベイトが入っているときは、サイズを合わせたミノーやシンキングペンシルを試してみましょう。

ただし、ベイトがいるだけで必ずシーバスが釣れるわけではありません。

ベイトの下や少し離れた流れの変化も確認しながら、ルアーを通すコースを変えてみてください。

用語解説

潮止まり
満潮や干潮の前後で、潮の流れが一時的に弱くなる時間帯です。潮止まりの時刻と、実際に川の流れが止まる時刻には差が出る場合があります。

時合い
魚の反応が集中し、釣れやすくなる時間帯です。潮、光量、流れ、ベイトなど複数の条件が重なって発生します。

荒川で釣れないときに見直したいこと

荒川でシーバスが釣れないときは、すぐにポイントを移動する前に「流れ」「コース」「レンジ」「プレッシャー」を確認してみましょう。

川幅が広いため、狙いが定まっていないまま投げ続けると、魚がいる場所をルアーが通っていない可能性があります。

流れが効いているか

最初に確認したいのは、流れが出ているかどうかです。

水面のゴミがほとんど動いていない、ルアーを投げても流されないという状況では、潮が止まっている可能性があります。

流れが弱い時間に投げ続けるよりも、流れが変わるまで少し休む、護岸沿いを歩いて変化を探すなど、状況に合わせて釣り方を変えましょう。

流れが出始めたら、橋脚、ヨレ、潮目など、変化が現れた場所を優先して探ります。

橋脚やヨレにルアーを通せているか

有名な橋へ行っても、シーバスがいる可能性の高いコースへルアーを通せていなければ、反応は得にくくなります。

橋脚そのものだけでなく、橋脚に当たった流れがどちらへ抜けているかを確認しましょう。

流れの速い部分と緩い部分の境目にルアーを入れ、流れに乗せながら通すことを意識します。

岸際では、護岸と平行に近い角度でルアーを引くのも有効です。

沖ばかり狙わず、足元から順番に探ってみてください。

レンジが合っているか

表層だけを探って反応がない場合は、中層や底付近も確認してみましょう。

反対に、水面にベイトが見えている状況でルアーを沈めすぎると、魚が意識しているレンジから外れてしまうことがあります。

初心者は、最初に表層、次に中層、最後に底付近という順番で探ると、状況を整理しやすくなります。

ルアーを交換するときは、種類だけでなく、泳ぐ深さが変わっているかも確認しましょう。

人が多くプレッシャーが高くないか

荒川の有名ポイントは、多くの釣り人がルアーを投げていることがあります。

同じ場所へ何度もルアーが通ると、シーバスが警戒して反応しにくくなる場合があります。

人が多いときは、無理に橋の真下へ入るのではなく、少し離れた護岸沿いや流れの変化を探してみましょう。

ルアーのサイズを小さくする、巻く速さを変える、通す角度を変えるなど、先行者と違う見せ方を試すのもひとつの方法です。

用語解説

レンジ
ルアーを泳がせる水深のことです。表層、中層、底付近に分けて探ることで、シーバスがいる深さを絞り込めます。

トレースコース
ルアーを投げてから回収するまでに通る経路です。同じ場所でも、投げる方向や立ち位置によってコースが変わります。

ルアーローテーション
ルアーの種類、色、大きさ、泳ぐ深さなどを順番に変えながら反応を探すことです。目的を決めて交換することが重要です。

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荒川シーバスは初心者でも釣れる|まずは入りやすいポイントから始めよう

荒川足場がいい中州

荒川は川幅が広く、初心者には難しそうに見える河川です。

しかし、すべての範囲を探る必要はありません。

橋脚、護岸沿い、流れのヨレ、潮目など、わかりやすい変化に狙いを絞れば、初心者でも釣りを組み立てられます。

最初は、足場を確認しやすく、無理なく通えるポイントを選びましょう。

同じ場所へ何度か通うことで、「この潮位では手前が浅い」「下げ潮が始まると、この方向へ流れる」「この時期は岸際にベイトが入る」といった特徴がわかってきます。

荒川では遠投が必要な場面もありますが、遠くへ投げれば必ず釣れるわけではありません。

シーバスが護岸沿いや岸に近い流れの変化へ入ってくることもあります。

最初から沖だけを狙わず、足元、近距離、中距離、遠距離の順番で探ることが大切です。

荒川シーバスで最初の1匹を狙うなら、有名ポイントを次々に移動するよりも、自分が通いやすい場所をひとつ決めてみましょう。

流れや潮位の変化を覚えることで、少しずつ釣れる可能性の高いタイミングを判断できるようになります。

荒川でシーバスを狙うときの注意点

荒川の河川敷は、釣り人だけが利用する場所ではありません。

歩行者、自転車、スポーツ施設の利用者など、多くの人が行き来しています。

安全に釣りを続けるためにも、周囲への配慮と現地ルールの確認を徹底しましょう。
荒川下流河川事務所も、河川敷利用時の安全と他の利用者への配慮を呼びかけています。

後方確認をしてからキャストする

荒川の河川敷では、釣りをしている人の後ろを歩行者や自転車が通ることがあります。

ルアーを投げる前には、必ず後方と左右を確認しましょう。

特に夜は、暗い服装の歩行者や無灯火に近い自転車に気づきにくいことがあります。

ヘッドライトで周囲を確認し、人が近づいている場合はキャストを待つことが大切です。

風が強い日は、ルアーが横へ流されることもあります。

正面だけでなく、ルアーが飛ぶ可能性のある範囲全体を確認してください。

先行者との距離を取る

橋周辺や流れの変化がある場所には、すでに釣りをしている人がいることがあります。

先行者のすぐ近くへ入ると、キャストする方向が重なったり、ラインが交差したりする原因になります。

入りたい場所に先行者がいる場合は、十分に距離を取るか、別の立ち位置を探しましょう。

魚を掛けた人が移動できるスペースを残しておくことも大切です。

足元の護岸やぬかるみに注意する

荒川では、整備された河川敷から水際へ近づくと、急な斜面や泥、濡れた石が現れる場所があります。

干潮時に歩けていた場所でも、潮位が上がると戻れなくなる可能性があります。

初めて訪れる場所では、明るい時間に足場と退路を確認しておきましょう。

夜間や雨のあとは無理に水際へ下りず、滑りにくい靴とライフジャケットを使用することをおすすめします。

また、雨のあとは水位や流れが急に変化する可能性があります。

普段より濁りや流れが強い場合は、安全を優先して釣行を中止しましょう。

立ち入り禁止や現地ルールを確認する

荒川の河川敷では、工事、スポーツ大会、花火大会などによって、普段入れる場所が一時的に規制される場合があります。

柵や看板が設置されている場所には入らず、現地の案内を優先してください。

河川敷へ車やバイクで乗り入れられる場所も限られています。

指定された場所以外へ駐車したり、緊急用道路をふさいだりしないようにしましょう。

釣り糸、ルアーのパッケージ、飲食物などのゴミは必ず持ち帰ります。

釣り場を今後も利用できるように、周囲の人へ配慮しながら楽しみましょう。

用語解説

キャスト
ロッドを振り、ルアーを狙った場所へ投げる動作です。投げる前に、必ず後方と左右を確認します。

ライフジャケット
落水したときに体を浮かせるための安全装備です。岸からの釣りでも、水辺では着用が推奨されます。

ランディング
掛けた魚を足元まで寄せ、タモなどを使って取り込むことです。釣りを始める前に、取り込みやすい場所を確認します。

緊急用河川敷道路
災害対応や河川管理などに使用される道路です。車両の通行を妨げる場所に荷物を置いたり、駐車したりしないようにします。

まとめ|荒川シーバスは初心者でも入りやすいポイントから始めよう

荒川は川幅が広く、橋脚、護岸沿い、流れのヨレ、潮目など、シーバスを狙える変化が多い河川です。

一方で、範囲が広いぶん、狙いを決めずに投げ続けると魚のいる場所を絞りにくくなります。

今回紹介した荒川のシーバスポイントは、次の5か所です。

  • 新荒川橋周辺
  • 堀切橋周辺
  • 平井大橋周辺
  • 葛西橋周辺
  • 清砂大橋周辺

新荒川橋や堀切橋では、橋脚、護岸沿い、流れのヨレを意識した釣りを組み立てやすくなります。

平井大橋では、広い河川の中から流れやベイトを探す釣りを覚えられます。

葛西橋や清砂大橋では、潮目や回遊するシーバスを意識したオープンエリアの釣りが中心になります。

初心者は、いきなりすべてのポイントを回る必要はありません。

まずは自宅から通いやすく、明るい時間に足場を確認できる場所をひとつ選びましょう。

満潮からの下げ始めなど、流れが変化するタイミングに通いながら、橋脚、ヨレ、護岸沿い、ベイトの位置を確認してみてください。

同じポイントへ繰り返し通うほど、潮位や季節による違いが見えるようになります。

自分なりに狙いやすいタイミングとルアーの通し方がわかってくると、荒川のシーバス釣りはさらに面白くなるはずです。

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