FGノットの結び方|シーバス初心者向けに失敗しにくい手順とコツを解説
FGノットは、PEラインとリーダーを結ぶときによく使われる定番の結び方です。
細く仕上がりやすく、ガイド抜けがよいため、シーバスでも出番の多いノットといえます。
ただし、初心者にとっては手順が多く見えやすく、「向きがわからない」「途中で形が崩れる」と悩みやすい結び方でもあります。
ただ、やっていることを分けると、FGノットは「交差させる」「左右交互に編み込む」「締め込む」「固定して仕上げる」という流れです。順番に見ていけば、少しずつ理解しやすくなります。
この記事では、FGノットの結び方を図解に合わせて順番に整理しながら、初心者でも失敗しにくいやり方をわかりやすく解説します。あわせて、結ぶコツやつまずきやすいポイントも紹介します。
FGノットの結び方|初心者向けに手順をわかりやすく解説
FGノットは、PEラインをリーダーへ左右交互に編み込んでいく結び方です。
ここでは、図解に合わせて流れを順番に整理しながら見ていきます。
STEP1|PEラインとリーダーを交差させる

まずはPEラインとリーダーを交差させて、編み込みを始める位置を決めます。
この最初の位置関係がずれると、その後の編み込みも乱れやすくなるため、交点をしっかり決めてから始めるのが大切です。
初心者のうちは、ここでラインの向きをあいまいにしたまま進めると、次の工程で「どちらをどちらに回すのか」がわからなくなりやすいです。
図を見ながら、PEラインとリーダーがどこで交わっているかを最初に確認しておきましょう。
STEP2|最初の輪の形を作る

交差させたラインを使って、最初の輪を作ります。
この工程は、後の編み込みにつながる土台を作るイメージです。
ここでは、きれいに作ろうとしすぎるよりも、まずは図と同じ位置関係を再現することを意識すると進めやすいです。
最初の輪の向きがずれると、左右交互の編み込みに入ったあとで混乱しやすいため、急がず形を確認してから次へ進みます。
STEP3|最初の1回を入れる

輪の形ができたら、最初の1回を入れて形を固定していきます。
ここが編み込みのスタートになる部分です。
最初の1回は、後から修正しようとしても意外と崩れやすいです。
この段階では強く締め込みすぎなくてよいですが、軽くテンションをかけて、交点がずれないように整えておくと、その後の編み込みが安定しやすくなります。
STEP4|反対側からPEを回して交互の編み込みを作る

ここからFGノットの中心となる工程です。
STEP3で入れた側とは反対側から、今度はPEラインを回して交互の形を作っていきます。
大切なのは、同じ側から続けるのではなく、**右から入れたら次は左、左から入れたら次は右**という順番を守ることです。
この交互の積み重ねで、PEラインがリーダーへ少しずつ食い込んでいきます。
初心者が混乱しやすいところなので、慣れるまでは速さよりも「今どちら側から入れたか」を毎回確認しながら進めましょう。
STEP5|左右交互の編み込みを繰り返す

最初の形が整ったら、そのまま左右交互の編み込みを繰り返します。
結束部が少しずつ長く整っていくはずです。
編み込み回数はラインの太さによって変わりますが、初心者ならまずは10〜20回前後をひとつの目安にするとわかりやすいです。
大事なのは回数だけではなく、編み込みが均一に並んでいるかどうかです。
途中で緩んだり、並びが乱れたりしていないかを確認しながら進めましょう。
途中で回数がわからなくなったときは、無理に続けるより、いったん止めて編み込みの並びを見直した方が失敗しにくいです。
STEP6|編み込みを締めて形を整える

必要回数まで編み込めたら、編み込み部分を整えながら締めていきます。
ここでは、ただ回数をこなしただけで終わらせず、PEラインがリーダーへしっかり食い込んでいるかを意識することが大切です。
見た目がきれいでも、編み込みがふわっとしていると強度が安定しにくいです。
一気に雑に締めるのではなく、形を崩さないように注意しながら締め込み、結束部がそろっているかを確認しましょう。
FGノットは見た目が整っていても、締め込みが甘いと実釣で抜ける不安が残ります。初心者ほど、この工程を丁寧に行うことが大切です。
STEP7|ハーフヒッチで仮固定する

編み込み部分が整ったら、ハーフヒッチを入れて仮固定します。
ハーフヒッチとは、PEラインで簡単な結び目を作って固定する工程のことです。
この工程を入れることで、せっかく整えた編み込みが崩れにくくなり、その後の仕上げもしやすくなります。
編み込みまでできると安心してしまいがちですが、FGノットはこの固定まで含めて大切な手順です。雑に飛ばさず、ひとつずつ確実に進めましょう。
STEP8|端糸をカットして仕上げる

仮固定までできたら、端糸をカットして仕上げます。
リーダー側とPE側の余分な部分を整えることで、見た目もすっきりしやすくなります。
ただし、慣れないうちからギリギリまで短く切りすぎると不安が残りやすいです。
最初のうちは、少し余裕を残しておいても問題ありません。まずは安心して使える状態で仕上げることを優先しましょう。
FGノットを結ぶコツ|初心者が失敗しにくくなるポイント

FGノットは手順を覚えるだけでなく、いくつかのポイントを意識すると結びやすさがかなり変わります。
特に初心者のうちは、「テンションを抜かない」「左右交互の順番を崩さない」「最後まで丁寧に仕上げる」の3つが大切です。
ラインのテンションを抜かない
編み込みの途中でPEラインやリーダーのテンションが抜けると、結束部が緩みやすくなります。
見た目は巻けていても、しっかり食い込んでいないと強度が出にくくなるため注意が必要です。
1回ごとに強く引く必要はありませんが、軽く張りを意識しながら進めると、編み込みもそろいやすくなります。
緩んだまま進めるより、少し立ち止まって形を整える方が結果的に失敗しにくいです。
左右交互の順番を崩さない
FGノットは、左右交互に編み込んでいくことで形が整いやすくなります。
途中で順番がわからなくなると、編み込みの並びが乱れたり、どこまで進んだのか見失いやすくなります。
慣れるまではスピードを意識せず、毎回同じ流れで進めることを優先しましょう。
声に出さなくても、頭の中で「右、左、右、左」とリズムを作ると整理しやすいです。
最後の固定と仕上げを雑にしない
編み込みができると、それだけで結べた気になりやすいですが、FGノットは最後の固定と仕上げまでが大切です。
ハーフヒッチや端糸の処理が雑だと、見た目は整っていても不安が残ります。
初心者のうちは、結ぶ速さよりも「最後まで崩さず終えること」を意識した方が安定しやすいです。
丁寧に仕上げた結束の方が、実釣でも安心して使えます。
FGノットで初心者が失敗しやすいポイントと原因

FGノットは強度面で信頼されやすいノットですが、初心者のうちはつまずきやすいポイントもあります。
あらかじめ失敗パターンを知っておくと、うまく結べないときにどこを見直せばよいかがわかりやすくなります。
最初の形があいまいなまま進めてしまう
最初の交差や輪の形があいまいなままだと、その後の工程が一気にわかりにくくなります。
途中で向きがわからなくなったり、左右の順番が崩れたりしやすいため、最初の形は丁寧に確認してから進めましょう。
FGノットは、最初の土台が整っているほど後半が楽になります。
最初に少し時間がかかっても、ここを急がない方が結果的に失敗しにくいです。
編み込みが緩いまま進んでしまう
編み込みが緩いと、見た目がそれっぽくても、リーダーをしっかり保持できていないことがあります。
締め込み時にずれやすくなるため、1回ごとに軽く整えながら進めることが大切です。
特に初心者は、「できるだけ早く最後まで進みたい」と思って緩いまま回数だけ重ねてしまいがちです。
まずは見た目の速さよりも、1回ごとの安定感を優先しましょう。
端糸を切りすぎて不安になる
仕上げの段階で端糸を短く切りすぎると、初心者は不安を感じやすくなります。
最初のうちは見た目のきれいさよりも、少し余裕を残して安心して使える状態にする方が無難です。
慣れてくると、どのくらい残せばよいか感覚もわかってきます。
最初から完璧に整えようとせず、まずは抜けにくく不安の少ない仕上がりを目指しましょう。
FGノットはどんな人に向いている?|シーバスで使われやすい理由
FGノットは少し難しそうに見えますが、覚えてしまえば使いどころの多い結び方です。
シーバスでPEラインを使うなら、覚えておいて損はないノットといえます。
PEラインを使う釣りを続けたい人
シーバスではPEラインを使う場面が多く、リーダーとの結束は避けて通れません。
FGノットを覚えておくと、今後ほかのルアー釣りをするときにも応用しやすいです。
ガイド抜けのよさを重視したい人
結束部が太いと、キャスト時にガイドへ当たりやすくなることがあります。
FGノットは比較的細くまとまりやすいため、飛距離やトラブルの面でもメリットを感じやすいです。
最初のうちから基本を覚えたい人
初心者のうちに基本となる結び方を覚えておくと、後からラインシステムで悩みにくくなります。
最初は時間がかかっても、図を見ながら繰り返すことで少しずつ安定してきます。
まとめ|FGノットは流れで覚えると理解しやすい
FGノットは、PEラインとリーダーを結ぶときに使われる定番のノットです。
最初は難しく見えやすいですが、やっていることを分けると「交差させる」「左右交互に編み込む」「締め込む」「固定して仕上げる」という流れです。
大切なのは、最初の形をあいまいにしないこと、編み込みを丁寧にそろえること、そして最後までしっかり仕上げることです。
最初から完璧を目指さなくても大丈夫なので、まずは図解を見ながら落ち着いて練習してみてください。
シーバスではPEラインとリーダーを結ぶ機会が多いため、FGノットを覚えておくと実釣でも役立ちやすいです。
手順を一気に覚えようとせず、1工程ずつ流れで理解していくと、初心者でも少しずつ形にしやすくなります。
最初は釣り場でいきなり結ぼうとせず、自宅で何度か練習してから実釣で使うと安心です。