東京でシーバスはどこで釣れる?河川・河口・運河・港湾を初心者向けに解説

更新日: 投稿日: 初心者向け
水中シーバス

「シーバスって海で釣る魚じゃないの?」

「東京の川にもいる?」

「Googleマップを見ても、どこへ行けばいいのかわからない」

シーバス釣りを始めようとすると、まず迷うのが釣る場所です。

結論からいうと、東京ではシーバスをかなり身近な水辺で狙えます。

代表的なのは、河川・河口・運河・港湾・海沿いの公園や護岸です。

岸から届かない場所を狙うボートシーバスという選択肢もあります。

シーバスは海だけにいる魚ではありません。

東京では多摩川・荒川・旧江戸川などの大きな川を遡上し、都心の運河にも入ってきます。

川や運河を泳いでいる魚のなかには、70cm、80cmクラスの大型もいます。

ただし、川や海ならどこにルアーを投げても釣れるわけではありません。

探したいのは、流れ、エサとなる小魚、橋の明暗、橋脚、水門、流れ込み、水深の変化などが重なる場所です。

この記事では、特定の釣り場を並べるのではなく、東京のどんな地形・環境にシーバスがいるのかを初心者向けに解説します。

読み終えたあとに具体的な釣り場を探せるよう、Googleマップと現地で見るポイントもまとめました。

東京ではシーバスはどこで釣れる?

旧江戸川健康の道

東京でシーバスを狙える主なフィールドは、次の6種類です。

場所どんな場所か初心者おすすめ度
河川橋、水門、流れの変化など狙い所が多い
河口川と東京湾がつながり、小魚が集まりやすい
運河都市部から近く、橋や護岸を狙いやすい
港湾岸壁や常夜灯など人工物が豊富
海沿いの公園・護岸足場が整った場所もあり、沖の潮目や船道を狙える
沖・ボート岸から届かない橋脚や構造物、魚の群れを狙える

おすすめ度は魚の多さだけでなく、狙い所の見つけやすさや足場も含めた目安です。

同じ河川や公園でも、立入禁止区域や釣り方の制限があります。

実際に釣行する前には、管理者や自治体の公式情報を必ず確認してください。

河川|東京では川の中にもシーバスがいる

東京のシーバス釣りで、河川は外せないフィールドです。

多摩川・荒川・旧江戸川のような大規模河川は東京湾につながっており、シーバスがエサを追って川へ入ってきます。

海水と淡水が混ざる下流域だけでなく、魚や時期によっては河川中流域まで遡上することもあります。

「海から離れているからシーバスはいない」とは限りません。

河川の利点は、初心者にも狙う場所が見えやすいことです。

まっすぐな護岸へ何となく投げ続けるより、次のような変化を探すと狙いを絞れます。

橋脚

橋を支える柱に流れが当たると、柱の前後に速い流れと緩い流れができます。

小魚が流れを避けたり、バランスを崩したりしやすく、シーバスが待ち伏せしやすい場所です。

橋脚へルアーをぶつける必要はありません。

まずは橋脚から伸びる流れの筋や、流れがよれている外側を通します。

橋の上や道路から釣るのではなく、釣りが認められた岸から安全に狙える範囲を選びます。

橋の明暗

夜は街灯に照らされた明るい水面と、橋の下の暗い水面の境目ができます。

シーバスは暗い側に身を置き、明るい側を通る小魚を狙うことがあります。

境目がはっきり見える日は、その線を横切るようにルアーを通すのが基本です。

人気の高い場所でもあるため、先に釣っている人がいる場合は無理に入らず、十分な距離を取ります。

水門・流れ込み

水門や排水路から水が出ていると、本流とは流れる方向や速さ、水温が変わります。

水と一緒に小魚やエビなどが流れてくることもあり、変化の少ない護岸ではわかりやすい狙い所になります。

放水中は足元の流れが強くなる場合があります。

濡れた護岸や増水時には近づきすぎないでください。

流れの変化

川幅が急に狭くなる場所、カーブの外側、支流との合流部では、周囲と違う流れが生まれます。

水面の泡や落ち葉が一本の線に集まっていたら、その下でも水の流れがぶつかっている可能性があります。

護岸沿い

シーバスは必ずしも沖にいるとは限りません。

護岸の際に小魚が寄っていれば、足元近くを回遊することもあります。

到着してすぐ遠投せず、まずは岸際を目で確認し、手前から探ると魚を散らしにくくなります。

シャローとブレイク

シャローは浅い場所、ブレイクは浅場から深場へ落ちる境目です。

満潮前後に浅場へ小魚が入り、シーバスが追ってくることがあります。

水の色が変わる線や、干潮時に見えた地形を覚えておくと、ブレイクの位置を推測しやすくなります。

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河口|川の流れと東京湾の潮がぶつかる場所

川崎河港水門左側

河口は、川が東京湾へ注ぐ出口付近です。

河川の一部ではありますが、川の流れに海の潮の満ち引きが強く加わる点が、上流側との大きな違いです。

上げ潮では海側から水が入り、下げ潮では川の水が海へ向かって強く流れます。

淡水と海水が混ざり、川から流れてきたものと東京湾の小魚が行き来するため、シーバスがエサを探しやすい環境になります。

河口で見る場所は、単なる「川の終点」ではありません。

  • 川の流れと潮がぶつかって水面がざわつく場所
  • 左右から流れが合わさる場所
  • 砂州や浅場の先にある深い筋
  • 橋脚や護岸に流れが当たり、向きが変わる場所
  • 鳥が集まる、小魚が跳ねるなど、エサの存在が見える場所

河口は開けていて風の影響を受けやすく、流れも速くなりがちです。

最初は穏やかな日に入り、足場の高さと使用できるランディングネットの長さも確認しておくと安心です。

運河|東京の街なかで狙える身近なフィールド

昭和島南緑道公園

東京湾奥には、海や河川とつながる運河が数多くあります。

豊洲・有明周辺や京浜運河などは、その代表的なエリアです。

ビルや道路のすぐ近くを流れる水路にも潮が入り、シーバスやエサとなる小魚が行き来します。

運河は川幅が比較的狭い場所も多く、対岸や橋、護岸などの位置関係をつかみやすいのが特徴です。

むやみに遠投しなくても、足元や橋の周辺が狙い所になります。

運河で確認したい場所

  • 橋と明暗:夜に明るい場所と暗い場所の境目ができる
  • 護岸の角:流れが当たり、向きや速さが変わる
  • 水門:運河とは異なる水が出入りする
  • 運河同士の合流地点:二方向の流れがぶつかる
  • 狭くなった場所:同じ潮位差でも流れが速くなりやすい
  • 岸際の影や段差:小魚が身を寄せやすい

運河では遊歩道があっても、釣りが認められているとは限りません。

歩行者や自転車との距離が近い場所もあるため、背後に十分なキャストスペースがあるかまで確認してください。

港湾・海沿いの公園や護岸|人工物と沖の変化を探す

東京湾の港湾部には、岸壁、常夜灯、橋脚、係留施設などの人工物があります。

こうした構造物の周辺には小魚が身を隠しやすく、光や潮の流れも変化するため、シーバスの狙い所になります。

海沿いの公園や護岸では、足元の際だけでなく、少し沖にできる潮目や船道も候補です。

  • 岸壁の際:足元に影ができ、小魚が沿って泳ぎやすい
  • 常夜灯の周辺:光に小さな生き物や小魚が集まりやすい
  • 橋脚・杭などの構造物:流れを遮り、シーバスが身を寄せやすい
  • 潮目:流れの速さや向きが違う水が接し、水面に筋が見える
  • 船道:船が通れるよう周囲より深くなっている筋
  • 護岸の角や先端:潮が当たり、流れが変化しやすい

ただし、地図上で水辺に見える場所が、そのまま釣り場になるわけではありません。

東京湾の港湾部には、立入禁止、釣り禁止、投げ釣り禁止、利用時間の指定、ルアー釣りや投げ方の制限がある場所もあります。

現地の柵を越えたり、「ほかにも釣り人がいるから大丈夫」と判断したりするのは禁物です。

自治体・公園管理者・港湾管理者などの公式ページと現地看板を確認し、内容がわからない場合は管理者へ問い合わせてください。

ルールが確認できない場所は、候補から外すのが安全です。

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沖・ボートシーバス|岸から届かない場所を狙う選択肢

東京湾では、ガイド船に乗ってシーバスを狙うボートシーバスも楽しめます。

船なら、岸から届かない橋脚や構造物の奥、バース周辺、壁面、オープンウォーターにいる小魚の群れなどへ移動できます。

魚の反応を見ながら船長が場所を選んでくれるため、自分で岸の釣り場を探すのが難しい初心者にも選択肢になります。

一方で、乗船料金がかかり、船上では使いやすいロッドの長さやルアーが岸釣りと異なることがあります。

予約前に、初心者でも参加できるか、レンタルタックルがあるか、乗合かチャーターか、必要な持ち物は何かを確認しておきます。

この記事では選択肢の一つとして紹介するにとどめます。

料金や出船エリア、船の選び方は、ボートシーバスの記事で詳しく確認してください。

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シーバスが釣れやすい場所には共通点がある

河川、河口、運河、港湾は見た目こそ違いますが、シーバスがつきやすい場所には共通点があります。

「川だから釣れる」「海だから釣れる」と考えるより、シーバスがエサを待ち伏せしやすい変化があるかを見ます。一つだけでも候補になりますが、流れと橋脚、ベイトと明暗のように、複数の条件が重なる場所ほど優先して探しやすくなります。

流れがある

シーバスは流れの中を泳ぎ続けるだけでなく、流れが緩む側に身を置き、運ばれてくる小魚を狙います。

水面に浮いた泡、落ち葉、ごみが一定方向へ動いていれば、流れを目で確認できます。

一直線に速く流れる部分と、その横で水面がよれている部分の境目を探してください。

橋脚、水門、護岸の角、川幅が変わる場所では、この境目ができやすくなります。

ベイトがいる

ベイトとは、シーバスが食べる小魚やエビなどのことです。

場所の形が良くても、エサがまったく見当たらなければ、シーバスが長くとどまる理由は少なくなります。

水面で小魚が波紋を出す、岸際に群れが見える、何かに追われて跳ねる、鳥が水面を気にしている。

こうした様子があれば、その周辺を丁寧に探ります。

ベイトが見えなくても水中にいる場合はありますが、初心者にとっては優先順位を決めるわかりやすい手掛かりです。

明暗がある

夜の橋や常夜灯の下では、照明の当たる明るい水面と暗い水面が分かれます。

小魚の姿が見えやすい明るい側と、シーバスが身を隠しやすい暗い側が隣り合うため、待ち伏せに向いた場所になります。

狙うのは光そのものだけではありません。

光と影の境目、その境目に流れが当たる場所、橋脚が重なる場所を確認します。

橋脚などの障害物がある

橋脚、杭、壁、護岸の角など、水の流れを遮る物があると、その周辺に流れの速い部分と緩い部分ができます。

シーバスが体力を使わずに待ち伏せしやすく、小魚にとっては逃げ道が限られる場所です。

ルアーを障害物ぎりぎりへ投げると、引っ掛けたり、ラインがこすれて切れたりします。

最初は余裕を持って距離を取り、障害物から離れた流れの変化を狙います。

水深や地形が変化している

ずっと同じ深さの場所より、浅場から急に深くなる場所、掘れた筋、かけ上がりなどがある場所のほうが魚の通り道になりやすくなります。

水深はGoogleマップだけでは正確に判断できません。

干潮時に浅場の形を確認する、根掛かりしにくいルアーで底へ着くまでの時間を比べる、船が通る筋を見るといった方法で少しずつ把握します。

初めての場所で無理に底を探り、ルアーを何度も引っ掛ける必要はありません。

流れ込み・合流地点がある

小さな水路が本流へ注ぐ場所、二つの運河が交わる場所、水門から水が出る場所では、水温、濁り、流速が変わります。

小魚が流されてきたり、流れの弱い側へ集まったりするため、シーバスもその周辺を回ることがあります。

Googleマップでは、本流につながる細い水路、運河のT字路、川と運河の接続部を探すと見つけやすくなります。

潮が動いている

東京の河川下流、河口、運河、港湾は潮の満ち引きの影響を受けます。

潮位が変わると水が動き、止まっていた場所に流れが出たり、小魚が移動したりします。

潮が大きく動く日が必ず釣れる、満潮や干潮の時刻なら必ず釣れる、という単純な話ではありません。

現地では、水面の泡や浮遊物が動いているか、岸際の水位が上がっているか、明暗に流れが差しているかを見ます。

潮見表の時刻だけで決めず、目の前の水が動いているかを確認することが大切です。

Googleマップで見る順番

初めての場所を探すときは、次の順番で確認すると「釣れそうだけれど入れない場所」を候補から外しやすくなります。

  1. 公式に利用できる水辺か調べる
    公園名や施設名を確認し、自治体・管理者の公式ページで釣りの可否、利用時間、釣り方の制限を見る。
  2. 水のつながりを見る
    東京湾につながる川、河口、運河かを地図で追う。
  3. 変化を探す
    橋、水門、支流との合流、運河の交差、川幅が狭くなる場所、護岸の角を探す。
  4. 岸から狙えるかを見る
    航空写真やストリートビューで遊歩道、柵、足場、背後の広さを確認する。
    ただし、画像が古い場合があるため現地の表示を優先する。
  5. 現地で水を確認する
    流れ、ベイト、明暗、水位、風、ほかの利用者との距離を見て、実際に竿を出せるか判断する。

Googleマップは地形の候補を探す道具です。

釣りの許可、水深、その日の流れまで地図だけで断定することはできません。

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初心者ならどんな場所から始めればいい?

最初の釣り場は、「一番釣れそうな場所」より、足場が比較的安全で、公式に釣りが認められている河川・公園・護岸から選ぶのがおすすめです。

次の項目を満たす場所なら、ルアーの操作や魚の取り込みに集中しやすくなります。

確認項目初心者が見るポイント
釣りの可否公式ページや現地看板で認められている
足場平らで滑りにくく、水際に無理なく立てる
柵・護岸転落しにくく、魚を取り込む方法を事前に考えられる
キャストスペース後ろや左右に歩行者、自転車、木、電線がない
アクセス最寄駅や駐車場から迷いにくく、帰る時間にも余裕がある
利用時間夜間の立入りや閉門時間を公式情報で確認できる
混雑先行者と十分な距離を保てる

一見すると釣れそうでも、テトラポッドの上、濡れた傾斜護岸、高い岸壁、逃げ道のない足場は初心者向きではありません。

夜に一人で初場所へ入ることも避け、明るいうちに足場を確認してください。

水辺ではライフジャケットを着用し、増水や強風の日は無理をしないことも重要です。

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東京のシーバスポイントを探す方法

ここまでで、シーバスがいる場所の種類と、狙い所になる変化はつかめたと思います。

次は、実際に釣行できる場所を探します。

BAY SEABASS MEDIAのシーバスポイント検索では、エリア、最寄駅、徒歩時間、釣りの可否、公式ルールなどを確認しながら、東京湾周辺の候補を探せます。

まずは自分が行きやすいエリアを選び、足場とルールを確認してください。

そのうえで、この記事で紹介した橋、明暗、水門、流れ込み、合流地点などがあるかを見ると、現地で何を狙えばよいかイメージしやすくなります。

東京でシーバスが釣れる場所に関するFAQ

シーバスは東京の川でも釣れますか?

はい。東京湾につながる多摩川・荒川・旧江戸川などの河川では、シーバスを狙えます。

下流や河口だけでなく、時期やエサの動きによって河川中流域まで遡上することもあります。

川のどこにでも均等にいるわけではないため、橋脚、明暗、水門、流れ込み、流れの変化を探します。

河川・河口・運河なら、初心者はどこから始めるべきですか?

場所の種類だけで決めず、公式に釣りが認められ、足場とキャストスペースを確保できる場所を選んでください。

その条件を満たすなら、橋や水門など目印が多い河川や運河、足場が整備された公園・護岸は狙い所を決めやすいフィールドです。

東京の海沿いなら、どこでもルアー釣りができますか?

できません。

東京湾の港湾部や公園には、立入禁止、釣り禁止、投げ釣り禁止、利用時間、ルアーや投げ方の制限が設けられている場所があります。

自治体や管理者の公式情報と現地看板を確認し、判断できない場所では釣りをしないでください。

Googleマップでは何を見ればシーバスの場所を探せますか?

東京湾につながる川や運河をたどり、橋、水門、支流との合流、運河の交差、川幅が変わる場所、護岸の角を探します。

航空写真で足場も確認できますが、釣りの可否や最新の立入状況は判断できないため、公式情報と現地表示の確認が必要です。

潮が止まっている時間はシーバスが釣れませんか?

潮止まりだから絶対に釣れないわけではありません。

ただし、河口や運河、港湾では潮が動いて流れが出たときに、小魚やシーバスも動くことがあります。

潮見表だけで判断せず、水面の泡や浮遊物、岸際の水位を見て、現地で流れの有無を確認してください。

まとめ|川か海かより「変化がある場所」を探す

東京では、河川、河口、運河、港湾、海沿いの公園・護岸、沖からシーバスを狙えます。

海まで遠く見える河川中流域にも、シーバスが遡上していることがあります。

釣る場所を探すときに重要なのは、「川か海か」だけで決めないことです。

  • 流れがある
  • ベイトがいる
  • 明暗がある
  • 橋脚や水門などの障害物がある
  • 水深や地形が変化している
  • 流れ込みや合流地点がある
  • 潮が動いている

こうした条件が重なる場所を、Googleマップと現地の両方で確認します。

最初は、公式に釣りが認められ、足場とキャストスペースを確保できる場所を選んでください。

実際に行く場所を決める段階では、BAY SEABASS MEDIAのシーバスポイント検索から、アクセスと公式ルールを確認できます。