シーバスタックルおすすめ3セット【予算別】|初心者向けの選び方を解説

更新日: 投稿日: タックル初心者向け
シーバスタックル基本を解説

シーバス釣りを始めようと思っても、最初は「どのロッドとリールを組み合わせればよいのか」「PEラインは何号を巻けばよいのか」と迷いやすいものです。

シーバスタックルは、ロッドやリールを個別に選ぶだけではなく、使用するルアーの重さ、釣り場の広さ、必要な飛距離を考えて全体のバランスを整えることが大切です。

私は東京湾奥や多摩川を中心に、おかっぱりからシーバスを狙っています。

その経験を踏まえると、港湾部や中小規模河川でシーバス釣りを始める場合は、次の構成が基準になります。

  • ロッドは9ft前後のMLクラス
  • リールは3000番前後
  • PEラインは1号を150m
  • リーダーはフロロカーボンの16〜20lb

この組み合わせなら、シーバス釣りで出番の多いミノー、シンキングペンシル、20g前後のバイブレーションを幅広く扱えます。

この記事では、初心者向けのシーバスタックルを予算別に3セット紹介します。

費用を抑えた入門セット、価格と性能のバランスがよい定番セット、軽さと操作性を重視した性能重視セットに分けているため、予算や今後の使い方に合った組み合わせを選んでください。

シーバスタックルの基本構成|初心者向けの選び方

シーバス初心者が最初の1セットを選ぶ場合は、次の構成を基準にすると大きな失敗を減らせます。

道具初心者向けの基準
ロッド9ft前後・MLクラス
リール3000番前後のスピニングリール
PEライン1号・150m
リーダーフロロカーボン16〜20lb
スナップシーバス用の小〜中サイズ
ルアー10〜25g前後を中心に用意

9ft前後のロッドは、飛距離と取り回しのバランスがよく、港湾部、運河、中小規模河川、河口などで使いやすい長さです。

硬さはMLクラスを選ぶと、10g前後のミノーから20g台のバイブレーションまで対応しやすくなります。

リールは3000番前後を選び、PE1号を150m以上巻けるか確認してください。

3つのおすすめセットの中で迷った場合は、23ディアルーナS90MLと23ストラディック3000MHGの定番セットがおすすめです。

入門セットより軽さ、感度、剛性に優れ、性能重視セットほど高額ではありません。
シーバス釣りを継続する予定があり、買い替えをできるだけ抑えたい人に向いています。

おすすめ記事

シーバスタックルおすすめ3セットの比較

セットロッドリール一式の予算目安おすすめする人
入門セットダイワ ルアーニスト90MLダイワ 23レガリス LT3000-CXH約3万〜3.5万円費用を抑えて始めたい人
定番セットシマノ 23ディアルーナ S90MLシマノ 23ストラディック 3000MHG約5.5万〜6.5万円長く使える1セットが欲しい人
性能重視セットシマノ 26ルナミス S90MLシマノ 24ヴァンフォード 3000MHG約7万〜8.5万円軽さと操作性を重視する人

予算には、ロッド、リール、PEライン、リーダー、スナップ、基本ルアー3本を含めています。

販売価格や在庫状況は時期によって変わるため、購入前にAmazonや楽天市場で現在の価格を確認してください。

1.約3万〜3.5万円|費用を抑えた入門セット

費用を抑えながら、シーバス釣りに必要な道具を一通りそろえたい人向けの構成です。

道具おすすめ製品
ロッドダイワ ルアーニスト90ML
リールダイワ 23レガリス LT3000-CXH
PEラインシマノ ピットブル8 1号・150m
リーダーVARIVAS シーバスショックリーダー フロロ20lb
スナップオーナー P-20 耐力スナップ #1.5
ミノーメガバス X-80SW
シンキングペンシルダイワ モアザン ガルバ87S
バイブレーションBlueBlue トレイシー15

ロッドはダイワ ルアーニスト90ML

項目スペック
全長2.74m・9ft
継数2本
仕舞寸法142cm
標準自重160g
ルアー重量5〜25g
適合PEライン0.6〜1.2号

ルアーニスト90MLは、価格を抑えてルアーフィッシングを始めたい人に向いたエントリークラスのロッドです。

全長は2.74mで、9ftに相当します。標準自重は160g、対応するルアー重量は5〜25g、適合PEラインは0.6〜1.2号です。

10g前後のミノー、15〜20g前後のシンキングペンシル、小型のバイブレーションなど、シーバスで使用頻度の高いルアーを扱えます。

9ftの長さがあるため、港湾部だけでなく、中小規模河川や開けた護岸でも使用可能です。

一方、適合ルアー重量の上限は25gです。

26g以上の鉄板バイブレーションや、40gを超える大型ルアーには向いていません。初心者のうちは、10〜20g前後のルアーを中心に使うと安心です。

向いている人

できるだけ安くシーバス釣りを始めたい人、港湾部や中小規模河川を中心に釣る人、10〜20g前後の定番ルアーを使いたい人に向いています。

リールはダイワ 23レガリス LT3000-CXH

項目スペック
標準自重200g
ギア比6.2
巻き取り長93cm
PEライン巻糸量1号・200m
最大ドラグ力10kg

23レガリス LT3000-CXHは、価格を抑えながら軽さと巻き取り速度を確保しやすいスピニングリールです。

標準自重は200g、ギア比は6.2、ハンドル1回転あたりの巻き取り長は93cmです。PEラインは1号を200m巻けます。

巻き取りが速いため、キャスト後の糸ふけを回収しやすく、テンポよく広い範囲を探れます。

ルアーを回収して次のキャストへ移る動作も速いため、デイゲームや広い護岸を歩きながら探る釣りと相性のよいモデルです。

PE1号を150mだけ巻く場合は、スプールへ少量の下巻きを入れます。

下巻きを入れずにライン量が少ない状態で使用すると、スプールの縁との段差が大きくなり、飛距離が落ちることがあります。

向いている人

費用を抑えながら軽いリールを使いたい人、デイゲームやテンポの速い釣りをしたい人、ベイエリアのシーバスを中心に狙う人に向いています。

入門セットのPEラインはピットブル8

入門セットには、シマノのピットブル8・1号150mを組み合わせます。

ピットブル8には1号・150mが用意され、最大強力は22.4lbです。8本編みで、比較的価格を抑えながらシーバスに必要な飛距離と強度を確保できます。

ラインカラーはライムグリーンのため、日中だけでなく、街灯があるナイトゲームでもラインの位置を確認しやすい点がメリットです。

入門セットのメリット

入門セットの最大のメリットは、必要な道具を含めても比較的低予算で始められることです。

ロッドとリールの合計重量は約360gで、初心者でも極端に重すぎる組み合わせではありません。

ミノー、シンキングペンシル、15〜20g前後のバイブレーションを扱えるため、一般的なシーバス釣りを体験できます。

入門セットのデメリット

ルアーニスト90MLは、自重160gと上位モデルより重く、長時間キャストすると腕や肩へ負担を感じる場合があります。

また、適合ルアー重量が25gまでなので、重い鉄板バイブレーションや大型ルアーを使いたくなった場合は、ロッドの買い替えが必要になる可能性があります。

まずシーバス釣りを体験してみたい人には向いていますが、長期間使うことを重視する場合は、次に紹介する定番セットがおすすめです。

2.約5.5万〜6.5万円|長く使える定番セット

今回紹介する3つの中で、最もおすすめするシーバスタックルです。

道具おすすめ製品
ロッドシマノ 23ディアルーナ S90ML
リールシマノ 23ストラディック 3000MHG
PEライン東レ シーバスPE パワーゲーム 1号・150m
リーダーVARIVAS シーバスショックリーダー フロロ20lb
スナップオーナー P-20 耐力スナップ #1.5
ミノーメガバス X-80SW
シンキングペンシルダイワ モアザン ガルバ87S
バイブレーションBlueBlue トレイシー15

ロッドはシマノ 23ディアルーナ S90ML

項目スペック
全長2.74m・9ft
継数2本
仕舞寸法141cm
自重125g
プラグ重量6〜28g
メタルジグ重量最大35g
適合PEライン0.6〜1.5号

23ディアルーナ S90MLは、港湾部、河川、汽水湖、干潟など、幅広いフィールドに対応するシーバスロッドです。

全長は2.74m、自重は125gです。プラグは6〜28g、メタルジグは最大35g、PEラインは0.6〜1.5号に対応しています。

7〜12cmクラスのミノーやシンキングペンシル、12〜20g台のバイブレーションなど、シーバスで出番の多いルアーを幅広く扱えます。

入門セットのルアーニスト90MLより35g軽く、長時間キャストを続ける釣りでも負担を抑えやすい点がメリットです。

適合プラグ重量は28gまであるため、25g前後の鉄板バイブレーションも使用できます。

ただし、28gはプラグの上限です。
重いルアーを常にフルキャストする使い方ではなく、10〜25g前後を中心に使用するのが適しています。

向いている人

シーバス釣りを長く続けたい人、入門ロッドから早い段階で買い替えたくない人、港湾部から河川や干潟まで1本で対応したい人に向いています。

リールはシマノ 23ストラディック 3000MHG

項目スペック
自重245g
ギア比5.7
巻き取り長84cm
PEライン巻糸量1号・190m/1.2号・150m
最大ドラグ力9kg

23ストラディック3000MHGは、巻き上げの力強さと、ルアーを繊細に操作する性能を両立しやすいリールです。

4000番サイズ系のボディに、2500番サイズ系のスプールとローターを組み合わせたモデルです。
自重は245g、ギア比は5.7、巻き取り長は84cmで、PEラインは1号を190m、1.2号を150m巻けます。

レガリスLT3000-CXHより自重は重いものの、流れのある河川や良型シーバスとのファイトで巻き上げの安定感を求める人に向いています。

ハンドル1回転の巻き取り長は84cmです。

速すぎず遅すぎないため、ミノーやシンキングペンシルをゆっくり巻くナイトゲームから、バイブレーションを使うデイゲームまで対応できます。

PE1号を150m巻く場合は、少量の下巻きを入れてスプールの適正位置まで調整してください。

向いている人

河川の流れの中でも安定して巻けるリールが欲しい人、ナイトゲームとデイゲームの両方を楽しみたい人、耐久性を重視して長く使いたい人に向いています。

定番セットのPEラインはシーバスPE パワーゲーム

定番セットには、東レのシーバスPE パワーゲーム1号を組み合わせます。

8本編みで表面の滑らかさを高め、ルアーの操作性や飛距離を重視したシーバス用PEラインです。
ナイトゲームでラインを確認しやすいホワイトカラーが採用されています。

明暗の境目や流れの向きを確認しながら釣る場合は、ラインの位置が見やすいことが大きなメリットになります。

【もしもかんたんリンク:東レ シーバスPE パワーゲーム 1号】

定番セットのメリット

港湾部、運河、河川、河口、干潟まで幅広く対応できます。

ロッドは一般的なシーバスルアーを扱いやすく、リールには流れの中でも巻き上げやすいボディサイズがあります。

初心者が最初に購入しても、技術が上達した後まで使い続けやすい組み合わせです。

定番セットのデメリット

ロッドとリールだけでも4万円台後半になることがあり、入門セットより初期費用が高くなります。

また、ストラディック3000MHGは245gあるため、軽さだけを比較するとレガリスやヴァンフォードより重くなります。

ただし、単純な軽さより巻き上げの安定感や耐久性を重視する人には、大きな欠点になりにくいでしょう。

3.約7万〜8.5万円|軽さと操作性を重視するセット

軽さ、感度、ルアー操作への反応を重視し、最初から上位クラスのタックルを選びたい人向けです。

道具おすすめ製品
ロッドシマノ 26ルナミス S90ML
リールシマノ 24ヴァンフォード 3000MHG
PEライン東レ シーバスPE パワーゲーム 1号
リーダーVARIVAS シーバスショックリーダー フロロ20lb
スナップオーナー P-20 耐力スナップ #1.5
ミノーメガバス X-80SW
シンキングペンシルダイワ モアザン ガルバ87S
バイブレーションBlueBlue トレイシー15

ロッドはシマノ 26ルナミス S90ML

項目スペック
全長2.74m・9ft
継数2本
仕舞寸法141cm
自重117g
プラグ重量6〜25g
メタルジグ重量最大32g
適合PEライン0.5〜1.5号

26ルナミスS90MLは、軽さと操作性を重視した上位クラスのシーバスロッドです。

全長は2.74m、自重は117gです。
プラグは6〜25g、メタルジグは最大32g、PEラインは0.5〜1.5号に対応しています。

シーバスで出番の多い7〜12cmクラスのミノーやシンキングペンシル、12〜25g前後のバイブレーションに対応します。

自重は117gで、ルアーニスト90MLより43g、ディアルーナS90MLより8g軽い設計です。

ロッドを軽くすると、長時間のキャストによる疲労を抑えやすくなります。

また、ルアーの振動、流れの変化、ボトムへの接触などを手元で感じ取りやすくしたい人にも向いています。

向いている人

長時間キャストすることが多い人、軽量なタックルを組みたい人、流れやルアーの変化を細かく感じ取りたい人に向いています。

リールはシマノ 24ヴァンフォード 3000MHG

項目スペック
自重195g
ギア比5.7
巻き取り長84cm
PEライン巻糸量1号・190m/1.2号・150m
最大ドラグ力9kg

24ヴァンフォード3000MHGは、巻き出しの軽さとレスポンスを重視したスピニングリールです。

自重は195g、ギア比は5.7、巻き取り長は84cmです。PEラインは1号を190m、1.2号を150m巻けます。

ストラディック3000MHGと同じ3000MHGですが、ヴァンフォードは50g軽量です。

ルナミスS90MLと合わせたロッド・リールの合計重量は約312gとなり、今回紹介する中で最も軽い組み合わせです。

巻き始めと停止を繰り返す釣りや、ロッド操作でルアーを動かす釣りと相性がよく、軽量ミノーやシンキングペンシルを細かく扱いたい人に向いています。

向いている人

巻き出しの軽さを重視する人、ルアー操作を細かく行いたい人、長時間の釣行でタックルの重さを抑えたい人に向いています。

性能重視セットのメリット

ロッドとリールを軽量にまとめられ、長時間キャストを続ける場合の負担を抑えやすい構成です。

ルアーの動きや流れの変化を感じ取りやすく、キャスト後の巻き始めや停止も軽快に行えます。

最初から高性能な道具を選び、長く使いたい人には魅力的なセットです。

性能重視セットのデメリット

シーバス釣りを体験するために、必ず必要な価格帯ではありません。

初心者でも使用できますが、入門セットとの価格差を釣果だけで回収できるとは限りません。

軽さや操作性より費用とのバランスを重視する場合は、ディアルーナとストラディックの定番セットがおすすめです。

シーバスロッドの選び方

長さは9〜9.6ft前後を基準にする

長さ向いている場所
8〜8.6ft狭い港湾部・運河・小場所
9ft前後港湾部・河川・河口で幅広く使える
9.6ft前後広い河川・干潟・遠投が必要な場所
10ft以上大規模河川・河口・サーフ

東京湾のおかっぱりでシーバスを狙う場合は、9〜9.6ft前後のロッドが使いやすいです。

9ft前後は操作性と飛距離のバランスがよく、港湾部、運河、中小規模河川など幅広い場所に対応できます。

9.6ft前後になると遠投しやすく、広い河川、河口、干潟で有利になります。

一方、橋の下や周囲に障害物がある場所では、長いロッドが扱いにくくなることがあります。

最初の1本として迷った場合は、9ft前後を選ぶと扱いやすいです。

硬さはMLクラスが使いやすい

シーバス初心者には、MLクラスが使いやすいです。

MLはミディアムライトを意味し、軽量ミノーから20g台のバイブレーションまで対応しやすい硬さです。

魚が掛かった際にはロッドが適度に曲がり、シーバスの急な突っ込みやエラ洗いによる衝撃も受け止めやすくなります。

Mクラスは重めのバイブレーションや大型ミノーを投げやすい一方、10g前後の軽量ルアーを扱いにくくなる場合があります。

一般的なシーバスルアーを幅広く使いたい場合はML、25gを超えるルアーを頻繁に投げる場合はMクラスを検討してください。

適合ルアー重量を確認する

同じML表記でも、製品によって投げられるルアー重量は異なります。

今回紹介した3本でも、

  • ルアーニスト90MLは5〜25g
  • ディアルーナS90MLはプラグ6〜28g
  • ルナミスS90MLはプラグ6〜25g

上限重量を超えるルアーを無理に投げると、ロッドの破損やキャスト事故につながる可能性があります。

上限ぎりぎりのルアーを常用するのではなく、適合範囲の中央付近を中心に使うと安心です。

初心者にはスピニングロッドがおすすめ

シーバスロッドには、スピニングリール用とベイトリール用があります。

初心者には、キャスト時のライントラブルが比較的少なく、軽量ルアーも投げやすいスピニングモデルがおすすめです。

購入時は、商品ページに「スピニングモデル」と記載されていることを確認してください。

シーバス用リールの選び方

番手は3000番を基準にする

番手向いている釣り場
C3000・LT3000前後港湾部・運河・中小規模河川
3000MHG河川・河口・巻き上げ力も重視
4000番大規模河川・干潟・遠投

9ft前後のMLロッドに合わせる場合は、3000番前後のスピニングリールが使いやすいです。

港湾部や中小規模河川では3000番、広い河川、河口、干潟で遠投を重視する場合は4000番が候補になります。

ただし、ダイワとシマノでは、同じ3000番でもボディやスプールの仕様が異なります。

番手だけで判断せず、PEラインの巻糸量、自重、巻き取り長も確認してください。

HGとXG・XHの違い

HGはハイギア、XGやXHはエクストラハイギアを表します。

XG・XHはハンドル1回転あたりの巻き取り量が多く、糸ふけやルアーを素早く回収できます。

HGは巻き取り速度が速すぎず、ミノーやシンキングペンシルをゆっくり巻きやすいのが特徴です。

ナイトゲームを中心にするならHG、デイゲームやテンポの速い釣りを重視するならXG・XHが候補になります。

PE1号を150m以上巻けるモデルを選ぶ

シーバス初心者は、PE1号を150m以上巻けるリールを選びましょう。

糸巻量がPE1号300〜400mなど大幅に多い場合は、PEラインの下に安価なナイロンラインを巻く下巻きが必要です。

ラインはスプールの縁から1〜2mmほど下まで巻くと、飛距離とライントラブルのバランスを取りやすくなります。

シーバス用PEラインとリーダーの選び方

PEラインは1号・150mが基本

PE号数特徴
0.8号軽量ルアーや飛距離を重視
1号初心者が使いやすい基本サイズ
1.2号障害物や良型への余裕を重視
1.5号以上重いルアーや大型魚向け

東京湾の港湾部や河川で一般的なシーバスルアーを使う場合は、PE1号・150mを基準にすると扱いやすいです。

PE1号は、飛距離、強度、扱いやすさのバランスがよく、10〜25g前後のルアーを幅広く使用できます。

最初から細すぎるラインを選ぶと、高切れやライントラブルが発生した際に余裕がありません。

初心者はPE1号から始めるのがおすすめです。

4本編みと8本編みの違い

PEラインには、主に4本編みと8本編みがあります。

4本編みは価格を抑えやすく、太い原糸で構成されるため、障害物まわりで使用されることがあります。

8本編みは表面が滑らかで、ガイドを通過するときの抵抗や音を抑えやすく、飛距離を重視する釣りに向いています。

初心者が一般的な港湾部や河川で使う場合は、扱いやすい8本編みから始めても問題ありません。

リーダーはフロロカーボン20lbを基準にする

リーダー向いている状況
16lb小型ルアー・水が澄んだ場所
20lb港湾部・河川で幅広く使える
22〜25lb障害物が多い場所・良型狙い

PEラインは直線強度に優れますが、護岸、岩、橋脚などへの擦れには注意が必要です。

そのため、PEラインの先にはショックリーダーを結びます。

PE1号を使用する場合は、フロロカーボン20lbを基本にすると、強度とルアーの動かしやすさのバランスを取りやすくなります。

VARIVASのシーバスショックリーダーには16lb、20lb、22lb、25lbなどがあり、公式解説でもPE1号には20lbまたは22lbを組み合わせる例が紹介されています。

リーダーの長さは80cm〜1m前後

初心者は、リーダーを80cm〜1m前後にすると扱いやすいです。

短すぎると障害物への擦れに対応しにくくなり、長すぎるとキャスト時に結び目がガイドを通過する回数が増えます。

釣り場の障害物やキャストのしやすさに合わせて調整してください。

PEラインとリーダーはFGノットで結ぶ

PEラインとリーダーの接続には、FGノットがよく使われます。

結び目を細く仕上げられ、ロッドのガイドを通過しやすいのが特徴です。

釣り場で急に結ぶのは難しいため、自宅で何度か練習してから釣行するのがおすすめです。

おすすめ記事

シーバス初心者が最初にそろえたいルアー

種類役割おすすめ製品
ミノー表層から浅いレンジメガバス X-80SW
シンキングペンシル水面直下や流れの中ダイワ モアザン ガルバ87S
バイブレーション中層からボトムBlueBlue トレイシー15

最初から大量のルアーを購入する必要はありません。

まずは、役割の異なる次の3種類を1本ずつ用意しましょう。

X-80SWで浅いレンジを探り、反応がなければガルバ87Sで水面直下や流れの中をゆっくり通します。

さらに深い場所を探りたい場合は、トレイシー15を沈めて中層からボトム付近を探ります。

3種類を使い分けることで、同じ釣り場を異なる深さから探れるようになります。

おすすめ記事

シーバス釣りに必要な周辺用品

ランディングネット

足場の高い護岸では、掛けたシーバスをそのまま抜き上げられないことがあります。

無理に抜き上げると、ロッドの破損、ライン切れ、魚の落下につながります。

東京湾のおかっぱりでは、釣り場に合わせて4〜5m前後のランディングシャフトを用意しておくと安心です。

フィッシュグリップ

シーバスの口を安全に保持するために使用します。

魚の口元にはルアーのフックが残っている可能性があるため、素手で口をつかまないようにしてください。

プライヤー

フックを外したり、スプリットリングを交換したりする際に必要です。

シーバスが暴れた際にフックが手へ刺さる危険があるため、できるだけロングノーズタイプのプライヤーを使いましょう。

ライフジャケット

水辺では、足場が低い場所でも転落する可能性があります。

釣り場や釣り方に合ったライフジャケットを着用してください。

ヘッドライト

ナイトゲームでは、ルアー交換、ノットの結び直し、足元の確認に必要です。

水面を照らし続けると魚へ警戒心を与える可能性があるため、必要な場面だけ点灯します。

釣り場別のシーバスタックル構成

港湾部・運河

道具目安
ロッド8.6〜9ft・ML
リールC3000・LT3000前後
PEライン0.8〜1号
リーダー16〜20lb
ルアー8〜20g前後

港湾部や運河は、遠投よりも足元、橋脚、明暗、護岸沿いを狙う場面が多くなります。

取り回しのよい8.6〜9ft前後のロッドが使いやすいです。

中小規模河川

道具目安
ロッド9〜9.6ft・ML
リール3000番前後
PEライン1号
リーダー20lb
ルアー10〜25g前後

河川では、流れの中でルアーを操作する力と、対岸寄りや流心へ投げる飛距離の両方が必要です。

今回紹介した3セットは、いずれも中小規模河川を中心に使用できます。

大規模河川・河口・干潟

道具目安
ロッド9.6〜10ft・ML〜M
リール4000番前後
PEライン1〜1.2号
リーダー20〜25lb
ルアー15〜30g前後

広い河川や河口では飛距離が必要になるため、長めのロッドや4000番リールが使いやすくなります。

25gを超えるバイブレーションを頻繁に使用する場合は、MLではなくMクラスも候補です。

シーバスタックル選びで失敗しやすいポイント

ロッドの適合重量を確認しない

シーバス用ロッドでも、投げられるルアー重量は製品によって異なります。

重いバイブレーションや大型ルアーを使う予定がある場合は、購入前に適合ルアー重量を確認してください。

遠投だけを考えて長すぎるロッドを選ぶ

長いロッドは遠投しやすい一方、狭い場所や橋の下では扱いにくくなります。

主な釣り場が港湾部や中小規模河川なら、9ft前後で十分な場合があります。

リールの番手だけで決める

同じ3000番でも、コンパクトボディ、深溝スプール、中溝スプールなど仕様が異なります。

自重、巻き取り長、PEラインの巻糸量も確認してください。

PEラインだけでルアーを結ぶ

PEラインは擦れに弱いため、ルアーへ直接結ばず、先端にリーダーを接続します。

護岸、橋脚、岩などに触れると、魚を掛けた際にラインが切れる原因になります。

最初から道具を買いすぎる

複数のロッドや大量のルアーを購入しても、それぞれの違いを理解できないまま使わなくなることがあります。

まずは汎用性の高い1セットと、役割の異なるルアー3本から始めましょう。

ランディングネットを用意しない

魚を掛けてから、足場が高くて取り込めないことに気づく場合があります。

釣りを始める前に水面までの高さを確認し、必要な長さのランディングネットを用意してください。

シーバスタックルに関するよくある質問

シーバス初心者にはどのセットがおすすめですか?

価格と性能のバランスを重視するなら、23ディアルーナS90MLと23ストラディック3000MHGの組み合わせがおすすめです。

費用を抑えてシーバス釣りを体験したい場合は、ルアーニスト90MLと23レガリスLT3000-CXHから始められます。

シーバスロッドの長さは何ftがおすすめですか?

東京湾のおかっぱりで幅広く使用するなら、9〜9.6ft前後がおすすめです。

港湾部や狭い場所では8.6〜9ft、広い河川や河口で遠投を重視するなら9.6ft前後が使いやすくなります。

ロッドの硬さはMLとMのどちらがよいですか?

10〜25g前後の一般的なシーバスルアーを幅広く使用するなら、MLクラスが使いやすいです。

25gを超えるバイブレーションや大型ミノーを頻繁に使用する場合は、Mクラスも候補になります。

リールは3000番と4000番のどちらがよいですか?

港湾部や中小規模河川では3000番、広い河川、河口、干潟で遠投を重視するなら4000番が候補です。

最初の1台として汎用性を重視する場合は、3000番前後から選ぶと扱いやすいです。

PEラインは0.8号と1号のどちらがおすすめですか?

初心者にはPE1号がおすすめです。

0.8号より強度に余裕があり、一般的なミノー、シンキングペンシル、バイブレーションを幅広く使用できます。

PEラインは何m必要ですか?

基本は150mあれば使用できます。

遠投が多い釣り場や、傷んだラインを切り詰めながら長く使いたい場合は、200mを選ぶ方法もあります。

リーダーは何lbがおすすめですか?

PE1号には、フロロカーボン20lbを基準にすると使いやすいです。

水が澄んだ場所や小型ルアーでは16lb、障害物が多い場所では22〜25lbへ変更します。

リーダーの長さはどのくらい必要ですか?

初心者は80cm〜1m前後から始めると扱いやすいです。

障害物が多い場所では少し長くし、キャスト時に結び目をガイドへ入れたくない場合は短く調整します。

最初から高いタックルを買う必要はありますか?

必ずしも高価なタックルを選ぶ必要はありません。

まずシーバス釣りを体験したい場合は入門セット、今後も継続する予定がある場合は定番セットがおすすめです。

ランディングネットは必要ですか?

護岸や足場の高い場所では必要です。

シーバスを無理に抜き上げるとロッドの破損やライン切れにつながるため、釣り場に合った長さのネットを用意してください。

まとめ|初心者は汎用性の高いシーバスタックルを選ぼう

初心者オススメ

シーバス初心者が最初にそろえるなら、9ft前後のMLロッド、3000番前後のスピニングリール、PE1号・150m、フロロカーボンリーダー20lbを基準にすると選びやすいです。

今回紹介した3セットは、次のように選び分けられます。

費用を抑えたい人

  • ダイワ ルアーニスト90ML
  • ダイワ 23レガリス LT3000-CXH

価格と性能のバランスを重視する人

  • シマノ 23ディアルーナ S90ML
  • シマノ 23ストラディック 3000MHG

軽さと操作性を重視する人

  • シマノ 26ルナミス S90ML
  • シマノ 24ヴァンフォード 3000MHG

迷った場合は、港湾部から河川、干潟まで対応しやすく、初心者から中級者まで長く使用できる23ディアルーナS90MLと23ストラディック3000MHGの組み合わせがおすすめです。

最初から複数のタックルを購入する必要はありません。

まずは汎用性の高い1セットと、ミノー、シンキングペンシル、バイブレーションを1本ずつ用意し、実際の釣り場で使いながら自分に合う道具を見つけていきましょう。